昨今の人手不足で皆さん頭を抱えていることと思いますが、問題はそれだけではありません。
若い人材をなかなか雇用できず、気がつけば従業員が高齢者ばかりになってしまうなんてことも。。。
こと給食業界においても、それは例外ではありません。
弊社の活動拠点である北九州では、人口の約30%、つまり3人に1人が高齢者です。
弊社が業務提携している企業では、従業員の8割が60歳を超えており、そのうちの何割かは70歳を超えています。
高齢者のお食事を作っている調理員もまた、高齢者なのです。
まさに老々介護です。
人員不足も問題ですが、従業員の多くが高齢者であることも見過ごせません。
現に多くの高齢者を雇用している施設厨房では、さまざまな問題が起こっています。
体力の低下により今まで週5日働いていたのが週3日しか働けなくなったり、白内障の手術で2週間休業したり、中には休みの日に外で転けて怪我をし、急遽1ヶ月休みになったりした従業員もいます。
どれも歳を重ねると誰にでも起こりうる仕方のないことですが、シフトが急に回らなくなり、フォローするのも高齢者のため、現場は逼迫してしまいます。
出勤日数を減らしたり勤務時間を短くしたりしても働き続けたいと思ってくれていることには本当に感謝してもしきれないし、頭が下がる思いです。
しかし残念ながら、少しでもその気持ちに応えたいと若い人材を探しますが、なかなか実現できないのも事実です。
従業員の熱い思いには基本的に全力で応えてあげたいので、なかなか解決できずにいると悔しい気持ちでいっぱいになります。。。
どうしたらいいのでしょうか?
皆さんならどのように解決しますか?
私はその解決策の一つの選択肢として、チルド食の導入を検討してほしいと思っています。
チルド食は単にコスト削減の手段だけではありません。
チルド食こそなかなか集まらない人材、逼迫する現場の職場環境の改善の糸口ではないかと考えています。
人材問題の解決が最大の目的なら、コスト削減はむしろ副産物的な考え方でいいのではないでしょうか。
チルド食を導入することで、調理の負担が大幅に減り、就業時間も減らせるので、人手不足でも高齢者の従業員が多くても、安心して給食運営を行うことができます!
人材問題は自然解決するものではありません。
どうにもならなくなる前に、将来の給食運営のために、ぜひ一度チルド食導入をご検討ください。