前回のブログを投稿して見返していたとき、ふと気がつきました。

「そもそもチルド食が何なのか伝えてないな」

「なんならホームページにも記載してないな」

営業や上司への報告の場面でよくありがちなのが、
自分はたくさん準備して、たくさん勉強して、そのことばかりを考えて
頭の中がそれでいっぱいになると、人に説明する時ついつい大事な部分を端折ってしまう。

チルド食への思いばかりが膨らんで、今回自分も同じ状況に陥ってしまいました。

。。。反省です(泣)

近日中にホームページにもQ&Aも交えながらご説明させていただきますが、
ここでもお話しさせて頂こうと思います。

チルド食とは、冷蔵保存される食品のことを指します。通常、温度が0~10度程度に保たれた状態で保存され、食品の鮮度を保ちながらも、保存期間を延ばすことができます。冷凍食品とは異なり、凍らせずに冷蔵状態で保存されるため、解凍の手間がかからず、すぐに調理や消費ができる点が特徴です。

このチルド食を作るために用いられる調理法がクックチル(Cook-Chill)です。

クックチルとは、調理した食品を急速冷却し、冷蔵状態で保存する食品保存技術です。調理後すぐに急速冷却することで、食品の品質や風味を保ちながら、細菌の繁殖を抑えることができます。通常、調理された食品は摂氏0度から3度程度の温度に急速に冷却され、その後冷蔵保存されます。

そしてクックチルの利点には、以下のようなものがあります

1. 安全性の向上:急速冷却により、細菌の繁殖を防ぎ、食品の安全性を確保します。

2. 品質の保持:食品の風味や食感を保ちながら保存できるため、提供時に新鮮な状態を維持します。

3. 効率性の向上:大量調理が可能であり、事前に調理しておくことで忙しい時間帯のオペレーションがスムーズになります。

4. 食品廃棄の削減:適切な保存により、食品の廃棄を減少させることができます。

このチルド食を導入することで、人件費や水光熱費・設備投資の削減、給食業務の簡易化を実現することができるのです。