今年の節分は2月2日(日)です。
毎年2月3日と思っている方もいるようですが、実はそうではないのです。
節分は、もともと立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前日を指していましたが、現在では特に立春の前日(2月3日頃)を指すことが一般的です。
そしてその「立春」は太陽の位置によって決まります。
節分には、「邪気を払い、福を呼び込む」ためのさまざまな風習があります。
代表的なものとして以下があります。
1. 豆まき
鬼(邪気や悪運を象徴)を追い払い、福を呼び込むために「福は内、鬼は外」と唱えながら炒った大豆をまきます。そのあと、自分の年齢の数(もしくは年齢+1)の豆を食べる習慣もあります。
皆さんも子どもの時に幼稚園や家族で豆まきをした経験があるかと思います。
2. 恵方巻
近年では、恵方巻を食べる習慣が広まりました。恵方巻は節分の日に、その年の縁起の良い方角(恵方)を向いて願い事をしながら、黙って丸かじりするというものです。
ちなみに今年の恵方は、「西南西」です。
3. 柊鰯(ひいらぎいわし)
門口にヒイラギの枝と焼いたイワシの頭を飾り、邪気や悪霊を寄せ付けないようにする風習です。
節分は季節の区切りを祝うと同時に、新しい季節の幸運を願う重要な行事です。
ぜひ、ご家族や施設の皆様と恵方巻きを頬張りながら、節分を楽しんでください。