昨年末、とある施設からご相談をいただきました。

 

「長年給食を給食受託会社にお願いしていましたが、経営上の理由により直営に切り替えたい。ただし、給食運営のノウハウが全くないため、チルド食の導入を行い、簡易的で安定的な給食の運営を実現したい。」

 

コスト削減が最大の目的のため、シミュレーションをしながらお客様と一緒に検討させていただきました。

 

・定員40名程度の施設

《委託(手作り給食)の場合》

①調理員フルタイム3名(1日2名出勤)

基本給 200,000円

賞与、社会保険、交通費、検便、健康診断、制服代等を考慮すると、

1人あたり 約300,000円

3人の合計 約900,000円

 

②調理補助パート3名(1日2名出勤)

基本給 110,000円

交通費、検便、健康診断、制服代を考慮すると、

1人あたり 約130,000円

3人の合計 約390,000円

 

①と②の合計で、約1,290,000円

 

《直営(チルド食)の場合》

①1日4時間パート3名出勤

1日あたりの人件費 約13,000円

 

30日稼働として、ひと月 約390,000円

 

2つを比べると直接人件費だけで ひと月約900,000円 のコスト削減が可能となります。

 

チルド食を導入すると手作り給食に比べて、食材費は一食あたり50円程度上がります。

定員40名の施設で、約180,000円です。

ただし、チルド食は温めるだけの簡単調理であり水光熱費も大幅に削減できる、また給食受託会社へお支払いする手数料もないため、総合的に考えると、かなりのコスト削減が可能となります。

 

このシミュレーションをもって、2月よりチルド食を導入することが決まりました。

 

もちろん、打ち合わせさせていただく過程の中で試食もしていただき、味付けにもご満足頂いております。

 

弊社では、お客様のお悩みやご相談について、可能な限り最善のご提案をさせていただき、課題解決できるようご協力させて頂いております。

給食運営に関するコンサルティングも行っておりますので、ぜひ一度お問い合わせください。